江戸時代前期(1640年〜50年)直径約 17.5cm 高約 5.7cmーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー初期伊万里の鉢です。縁と見込みに二重圏線を描き、高台内には「森記」の銘があります。「雨香斎」銘のあるものは明末清初の古染付の作品にもしばしばみられます。崇禎帝の時代には主に雨香斎、白玉斎、博古斎などの銘が散見されます。「斎」は中国語で書院や山房を意味します。当時、貴族や文人たちにより風雅なお堂が建てられ、そこで使用する磁器に堂名款を入れていたと考えられています。初期伊万里のお手本は古染付でしたので、当時中国で流行していたものを日本で写して製作していたのでしょう。見込にフリモノがあります。縁にニュウが2本、割れ直しが1箇所あります。柴田コレクション総目録0199番に同手の作品があります。コレクションのおひとつにどうぞ。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー※照明などにより実物の色が写真と多少異なって見える場合が有りますのでご了承下さい。※大きさはおよそのサイズです。※PayPayフリマのみに出品しています。無断転載の詐欺サイトにご注意ください。ほかにも古美術品を販売しております。どうぞご覧ください。